よりよい会社づくりをする経営者の智恵 その5
今までのコラムでもご紹介しましたように、本コラムの内容(「永続する廃棄物&リサイクル会社を目指す等、よいよい会社づくりをするための経営者の智恵」)は、株式会社船井総合研究所の創業者(船井幸雄氏)が、生前数多くの会社に対し、コンサルティングをされる中で、学びを得たよい会社経営のルールや人財のあり方、その他経営全般に役立つ数々のメッセージやルール化したこと等、数多くの書籍などに記されていたものを、数年かけて収集したもので、その内容は合計1,000以上。
その1,000以上の内容を本コラムの執筆者Hの見解なども多少加味し、「永続する廃棄物&リサイクル会社を目指す等、よりよい会社づくりをするための経営者の智恵」としてご紹介するコラムです。
それでは、経営者の智恵の第5回目のコラム、、、、、日本的経営
☆信頼と権威をつくるための一番いい方法は、日本では「日本的経営」をしっかりと守っていくことです。
日本的経営= 会社が社員に「優しく」、そして社員がお客様に優しくできる経営と解釈しています
経営者にとって、「信頼」と「権威」は重要です。
「信頼(しんらい)」は、人と人との間に築かれる深い絆や、相手を心から信じる気持ちを指します。これは、相手の性格や行動パターンを理解し、その人が約束や期待を裏切らないという確信に基づくものです。また、一般的に、信頼関係を構築するには、時間がかかり、相手を知ることや自分を知ってもらうことによって徐々に築かれるものです。つまり、ここでは経営者と社員との関係、経営者と取引先の経営者や担当者との関係における信頼を指しています。
「権威(けんい)」は、ある分野や社会において、他人から尊敬され、ご自身の意見や判断が重視される立場や資質のことを指します。これは、その人が持つ専門知識や能力、経験、または社会的地位などに基づきます。また、権威を持つことは、社会において重要な役割を果たします。それは、情報の信頼性を保証し、意思決定や指導のプロセスを円滑にするために必要な要素になるためです。ここでも、「信頼」と同様で、経営者と社員との関係、経営者と取引先の経営者や担当者との関係を指しています。
そして、最後に「優しく」ですが、、、、最も重要です。
「信頼」される人は「優しい人」、「権威」ある人は「優しい人」とも言えます。ただ、百人百様ですので、「優しく」も人によってニュアンスが変わります。つまり、相手にあった「優しさ」が求められます。以下が全てとは言いませんが、経営者の優しさの一例をご紹介します。
・自社(廃棄物会社やリサイクル会社など)社員の安全と健康を優先している会社方針
・自社(廃棄物会社やリサイクル会社など)社員の健康とウェルネスプログラムの実施
・自社(廃棄物会社やリサイクル会社など)社員の生活バランスを尊重した就業規則
・自社(廃棄物会社やリサイクル会社など)社員の健康診断の実施やフォロー体制
・自社(廃棄物会社やリサイクル会社など)社員の健康的な食事オプションの提供
・自社(廃棄物会社やリサイクル会社など)社員の家族を考慮した休暇制度
・自社(廃棄物会社やリサイクル会社など)社員の趣味や関心事をサポートするクラブ活動
・自社(廃棄物会社やリサイクル会社など)社員の成長とキャリア開発に向けた体制
・自社(廃棄物会社やリサイクル会社など)社員の個性と多様性を尊重している社風づくり
・自社(廃棄物会社やリサイクル会社など)社員の自立と自己決定を支援する体制
・自社(廃棄物会社やリサイクル会社など)社員の目標達成や就業状況などの表彰制度
・自社(廃棄物会社やリサイクル会社など)社員への感謝を表すイベントの実施
・自社(廃棄物会社やリサイクル会社など)社員の意見とフィードバックを尊重した社内体制
・自社(廃棄物会社やリサイクル会社など)社員の意見を聞くための定期的なミーティングの実施
・自社(廃棄物会社やリサイクル会社など)社員のアイデアを事業に取り入れる制度
以上、如何でしたでしょうか?
経営者(会社)が社員の満足度が高めることで、満足度の高い社員が、自分だけでなくお客様にも満足していただこうと頑張り、その結果、お客様の満足度も高くなり、経営者の信頼や権威も高まるという善サイクルのススメでした。
以上
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